松戸市とドミニカ共和国との国際交流の経過について（平成27年9月から平成29年7月）

平成27年9月10日に、外務省と松戸市の共催で松戸市内で「駐日外交団地方視察ツアー」が開催されました。世界各地34カ国の大使11人を含む52人を招待し、市長のトップセールスのもと、松戸市の魅力や都内への近さ、成田・羽田空港へのアクセスの良さをアピールしました。

その視察ツアー中の昼食歓迎会において、ドミニカ共和国のトーレス公使から「今後松戸市と交流を持ちたい」とのお話を頂いたことが、今般の松戸市とドミニカ共和国における国際交流のきっかけとなりました。

平成27年12月4日に、松戸市役所にドミニカ共和国大使ドミンゲス・ヘクター氏らが訪れ会談を行いました。

会談では本郷谷市長から、「文化・スポーツ交流を行うとともに、松戸市は20世紀梨発祥の地であり、梨の技術や知識を共有する等応援したい。平成28年1月から、松戸市民がJICAでドミニカ共和国ダムボン市に2年間滞在します。ぜひサポートをお願いしたい」こと等をお伝えしました。
また、大使からは「両国の情報が行き来することも増え、ますます親密になれることを期待している」との発言がありました。

平成28年2月24日に、市立松戸高等学校の国際人文学科1・2・3年生を対象にドミニカ共和国トーレス公使及びドミンゲス大使の長男が「ドミニカ共和国の文化芸術プレゼンテーション」を英語で行いました。

平成28年3月に、ドミニカ共和国大統領率いる政府主催の「DR EXPORTS 2016（多部門輸出トレードフェア）（平成28年6月27日から29日）」参加及びドミニカ共和国ラ・ベガ州への視察、大統領をはじめ政府高官との面談や農業技術者との協議の実施に向けた正式な招待状の送付がありました。

平成29年7月27日に、「ドミニカ共和国・松戸市 ホストタウン交流　アイシャ・シエド バイオリンコンサート」を松戸市議会議場で開催しました。
このコンサートでは、会場にお越しくださったドミニカ共和国大使ドミンゲス・ヘクター氏や大使夫人の歓迎セレモニーを行いました。セレモニー後、英国放送局BBCから「奇跡の演奏」と称されたドミニカ共和国バイオリニスト アイシャ・シエド氏がアンコールを含む全6曲を披露し、その美しい音色は約150人の来場者を魅了しました。