古ケ崎地域の自然・風景
更新日:2013年11月25日
川の一里塚
江戸川は、水と緑に恵まれた広大な水辺空間を保ち、都市で生活する人々の憩いの場所です。このような、河川の特徴を活かし、市民が「やすらぎ」と「うるおい」を感じ、安心して歩き、気軽に運動する自らの健康づくり活動を支援するため、松戸排水機場から柳原親水広場までの堤防の道約9.1kmを「水辺の健康エコロード」としました。
そして、散策する人々の目印となり、休憩ができるように、堤防の主水新田・古ヶ崎・樋野口・矢切の4箇所に「川の一里塚」を整備しました。
一里塚とは
一里塚とは、街道の1里(約4km)毎に旅行者の目印として設置した塚(土盛り)です。江戸時代に、日本橋を起点として全国の街道に設置され、木陰で旅人が休息を取れるように配慮されていました。
クネ(高垣)
クネは、松戸市から流山市にかけての江戸川流域に沿って存在し、江戸時代初期の新田開発の際、屋敷を水害から守るために盛土した地盤を守るために植えたのが起源と言われています。松戸市域にも、モチノキやヤブツバキのクネを使った屋敷景観を見ることができます。