知ってる?並木の名称
更新日:2021年4月1日
大きな通りに「並木の名前」がついているのはご存知ですか? 並木の名称は樹木名からつけられています。さくら、イチョウ、コブシ、ケヤキ、ユリノキ等、看板が設置されていますので、一度見てみましょう。
- 全国的に有名な並木通りもあります。
「日本の道百選」・・常盤平さくら通り
「新・日本街路樹百景」・・常盤平けやき通り
さくら通り(紙敷)
紙敷のさくら通りは、延長3.1kmあります。さくらは、市内の街路樹で最も多い本数を占め、常盤平、小金原、八ケ崎、六実など 約2100本のさくらが街路樹として植栽されています。平成14年には、「市の木」の一つ「街の木」として指定されています。
たいわんふう通り(小金原地区)
始めて名称を聞いた方は、台湾に似た景観からついた通りと勘違いするようですが、葉がカエルの手に似た、マンサク科の樹木タイワンフウの通りなのです。 小金原地区の「たいわんふう通り」は650m程の長さですが、美しい並木通りは、行き交う人の心を和ませてくれます。
いちょう通り(小金原)
小金原の「いちょう通り」は、長さ1.5kmあり景観的にも美しい通りの一つです。秋には黄葉したいちょうが夕日に映え、一層美しい並木に変わります。
けやき通り(八柱霊園参道)
市内で一番古い街路樹です。昭和10年に、都営八柱霊園開設時に参道に植えられました。
地元の人達による落ち葉清掃などの協力に支えられ、今なお美しい景観を保っています。幹周りなど、市内でも随一と呼べる程の太い樹木もあります。
あんず通り(幸田地区)
平成元年に植栽された、延長500m程の通りです。4月には薄桃色の花を咲かせ、6月~7月頃実をつけ、ほのかに甘い香りを漂わせます。約80本程植栽されておりますが、街路樹としては県内でもめずらしものです。
新松戸きょうちくとう通り
新松戸のきょうちくとう通りは延長1.1kmあります。当時は公害に強い樹木として植栽されました。花期は6月~9月と長く、赤と白のコントランスが美しく、とても迫力があります。
日暮きんもくせい通り
わずか100m程の通りですが街路樹としてはめずらしいものです。10月頃きんもくせいの花が一斉に咲き、強い芳香を漂よわせます。
二十世紀が丘とちのき通り
この通りは1.3km続きます。街路樹は、ある程度剪定しますので、残念ながら花の数は少ないのですが、5月頃白い円錐型の花をつけます。葉は、天狗のうちわに似た大きな葉で、秋美しく黄葉します。
二十世紀が丘さるすべり通り
延長600mあり、約100本のさるすべりが植栽されてます。7月~8月頃赤い小さな花をつけると一変して華やかな通りになります。
常盤平ゆりのき通り
延長1.2kmあります。葉が半てんに似ていて、5月~6月頃チューリップのような形の黄色っぽい花が咲きます。別名チューリップツリーとも呼ばれる所以です。