木檜恕一(こぐれ・じょいち)1881~1943 デザイナー
1881(明治14)年12月、群馬県みなかみ町に生まれる。
1908(明治41)年、東京高等工業学校附属教員養成所建築科卒業、同校助教授。
1917(大正6)年、東京府立工芸学校家具製作科(のち木材工芸科)科長。
1918(大正7)年、東京高等工業学校卒業生を中心とする家具室内装飾の研究団体「樫葉会」(のち木材工芸学会と改称)を設立、会長となる。
1920(大正9)年、生活改善同盟会の創立に伴い、委員となる。
1921年(大正10)年~23(同12)年、文部省在外研究生(木材工芸)として欧米に留学。
1923(大正12)年、東京高等工芸学校創設に伴い木材工芸科教授、翌年より科長となる。
1926(大正15)年、産業工芸団体「帝国工芸会」の創立に理事として参加。
1928(昭和3)年、フランスのアカデミー・ボザールより栄誉章授与。
1933(昭和8)年、臨時産業合理局事務用卓子及椅子単純化委員会委員。
1942(昭和17)年、社団法人日本家具統制協会会長。
1943(昭和18)年、横浜高等工業学校教授。10月、没(享年60)。