剣持 勇(けんもち・いさむ)1912~1971 デザイナー
- 1912(明治45)年1月、東京都新宿区に生まれる。
- 1932(昭和7)年、東京高等工芸学校木材工芸科卒業。商工省工芸指導所に入所。
- 1933(昭和8)年、工芸指導所に着任したブルーノ・タウトの助手となる。
- 1950(昭和25)年、「新制作協会」建築部会員。
工芸指導所を訪問したイサム・ノグチにアトリエを提供する。 - 1952(昭和27)年、日本インダストリアルデザイナー協会の設立に協力する。
- 1953(昭和28)年から1955(昭和30)年、日本近代調(ジャパニーズ・モダン)を研究。
- 1955(昭和30)年、産業工芸試験所を辞任。剣持勇デザイン研究所を設立する。
- 1958(昭和33)年、ブラッセル万博日本館で金賞。
- 1959(昭和34)年から1965(昭和40)年、東京オリンピック組織委員会デザイン委員。
- 1960(昭和35)年、世界デザイン会議パネルディスカッション世界性にパネリストとして発言。
- 1964(昭和39)年、ニューヨーク近代美術館20世紀デザイン・コレクションに《丸椅子C-315-E》が選定される。
1968(昭和43)年まで多摩美術大学教授。 - 1967(昭和42)から1971(昭和46)年、札幌冬期オリンピック大会組織委員会デザイン委員。
- 1969(昭和44)から1971(昭和46)年、日本万博ディスプレー顧問。
- 1971(昭和46)年6月、没(享年59)。
42.0×91.0×高さ110.5センチメートル ナラ合板
83.2×81.2×高さ68.0センチメートル 籐
60.0×75.0センチメートル アクリル 鉄