銅透彫華籠(どうすかしぼりけこ)
更新日:2023年5月23日
千葉県指定文化財 有形 昭和63年3月30日指定
華籠(けこ)は、法要などで使われる仏具の一種で、華皿(はなざら)とも呼ばれています。本土寺には永正(えいしょう)5年(1508年)銘のもの、本土寺第10世住職日瑞(にちずい)(1457年~1514年)や、文明(ぶんめい)14年(1482年)に本土寺へ梵鐘(ぼんしょう)を寄進した設楽継長(しだらつぐなが)の名前が刻まれたものなど、全部で12枚が保存されています。直径はいずれも約28センチメートル。本土寺の影響力が、遠く下総東部から上総にも及んでいたことを証明する資料でもあります。
所在地
平賀63 本土寺
交通
JR北小金駅より徒歩11分
案内図
【県指定有形文化財】銅透彫華籠
松戸市平賀63 本土寺