本土寺過去帳(天正本)附本土寺過去帳(明暦本)(ほんどじかこちょう てんしょうぼん つけたりほんどじかこちょう めいれきぼん)
更新日:2023年5月23日
千葉県指定文化財 有形 昭和62年2月27日指定
過去帳とは、亡くなった人の法名や命日を記したものですが、本土寺に伝わる過去帳は多くの武家の名前や、その時々に発生した事件、さらに大量の中世地名も記されており、松戸市だけでなく、関東の戦国時代を知るためには必須の重要資料です。
天正本(てんしょうぼん)と明暦本(めいれきぼん)の2種あり、室町時代初頭から江戸時代初頭まで書き継がれています。天正本は、従来の古い過去帳を、天正11年(1583年)、第15世住職日悟(にちご)の時に修復・書写したもので、全3冊。明暦本は江戸時代の明暦2年(1656年)に書き写されたものです。
『続群書類従』と『千葉県史料・中世篇』で、全文が公開されています。
所在地
平賀63 本土寺
交通
JR北小金駅より徒歩11分
案内図
【県指定有形文化財】本土寺過去帳(天正本)附本土寺過去帳(明暦本)
松戸市平賀63 本土寺