危険物施設の風水害対策ガイドラインについて
更新日:2020年6月9日
総務省消防庁では、平成30年度に発生した風水害に伴う危険物施設の被害実態を整理、分析及び令和元年度に発生した重大事故等を勘案して検討し、危険物施設の風水害対策ガイドラインをとりまとめました。危険物施設保有の事業者様は、予防規程や社内規定等に風水害対策に係る計画を策定しましょう。
風水害対策ガイドラインのポイント
平時からの事前の備え
危険物施設が所在する地域のハザードマップを参照し、浸水想定区域等に入っているかまた、降雨に伴う浸水高さなどを確認しておく。
大雨や台風の接近に伴い被害等が想定される場合には、被害発生の危険性を回避、低減するために必要な措置を検討し、計画策定を行う。
風水害の危険性が高まってきた場合の応急対策
危険物施設等における被害の防止、軽減を図るため、防災情報を注視し、浸水、土砂流入、強風、停電等による危険性に応じた措置を講ずる。
対策を講じるに当たっては、従業者等の避難安全を確保することが必要であり、十分な時間的余裕をもって作業を行う。
天候回復後の点検、復旧
点検を行い、必要な補修を施した後で再稼働を行う。
特に、浸水した施設では、電気設備のほか、危険物を取り扱う設備や配管も損傷している可能性があるため、目視点検だけでなく、作動状況や気密性、危険物への水の混入状況等について確認を実施する。
消防庁からの文書・松戸市の洪水ハザードマップ
消防庁からの文書と松戸市の洪水ハザードマップを添付しますのでご活用ください。
危険物施設の風水害対策ガイドラインについて(PDF:1,225KB)
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