聴覚障害者による競技「デフバレーボール」の 学習会を松戸市立横須賀小学校で実施しました
更新日:2023年12月8日
村井 貴行 監督
東京 2025 デフリンピック開催に向けた市内への取組周知の一環で、一般社団法人日本デフバレーボール協会と松戸市が共催し、聴覚障害者による競技スポーツ「デフバレーボール」を題材とした学習会を松戸市立横須賀小学校5年生の児童を対象に開催しました。
本学習会には、松戸市出身で、デフバレーボール日本男子代表監督の村井貴行氏をお招きし、村井氏の母校である松戸市立横須賀小学校にて、聴覚障害とデフスポーツなどの講話を行いました。
概要
日時
令和5年12月5日(火曜)
5時間目(13時45分から14時30分)5年1組・2組児童対象
6時間目(14時35分から15時20分)5年3組・4組児童対象
会場
松戸市立横須賀小学校・体育館
主催等
一般社団法人日本デフバレーボール協会と松戸市との共催
講師
デフバレーボール日本男子チーム 監督 村井 貴行氏
学習会の様子
熱心に説明する村井監督
村井監督の質問に手を挙げる子ども達
手話を教えるデフバレーボール協会 大川理事長
学習会の全体の様子
学習会では、「聴覚障害とデフスポーツについて」、「デフバレーボールについて」、「東京2025デフリンピック開催について」などを村井監督にお話しいただきました。聴覚障害のイメージをしやすくするためのジェスチャーゲームや、手話体験なども行いました。
みんなで無言でジェスチャーゲームをして、「耳が聞こえない世界」を体験してみたよ。
言葉がないと伝えあうことに苦労するけど、見ている人はジャスチャーする人を真剣に観察し、ジェスチャーする人は真剣に伝えようとしていたよ。
村井監督も学習会の中で、デフバレーボールの選手から、「お互いのことを理解しあおうとすることの大切さを学んだ」とおっしゃっていたね。
デフリンピックとは、「耳が聞こえない」を意味する英単語「Deaf(デフ)」と「オリンピック」を掛け合わせた言葉なんだね。
オリンピック・パラリンピックと同様、4年に1度、夏と冬の大会が2年毎に開かれる国際総合スポーツ競技大会だけど、オリンピックやパラリンピックとは別開催となるので、多くの人には知られていないということを学習会で知ったよ。
2025年には日本で初となる東京でデフリンピック夏季大会が開催されるんだね。
みんなで「デフリンピック」を応援したいね。
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