市内でよく見られる外来生物
更新日:2024年4月24日
ハクビシンについて
ハクビシンは漢字で「白鼻芯」と書きます。額から鼻先まで白い線があり、名前の由来ともなっています。
体の大部分は灰褐色で、四肢は黒色。尾は先が白っぽい個体や黒っぽい個体が存在します。
ジャコウネコ科で見た目は猫と狸の中間の様であり上記の大きさになります。
(写真提供)千葉県生活環境部自然保護課
大きさ
体長は尾を含めて、約1メートル前後に及びます。また、細長いため5センチメートル程度の隙間があれば、穴をすり抜けることができます。
体重は約2キログラムから4キログラム程度
生態
夜行性
雑食(特に柑橘類等甘い物を好みます。また、昆虫、鳥なども捕食します)
木登りなど、登る能力に優れており電柱を登ることもできます。又、登った後は針金の上を歩くことができるため、電線を通じて移動することができます。
ジャンプする能力にも優れており、1メートル前後の高さであれば飛び越えることができます。
似ている生物
捕獲・駆除について
ハクビシンは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」によって許可なく捕獲することが禁止されております。見かけた場合は、そのままそっと見守ってください。
よくある質問
ハクビシンを近所で見かけたが、どうしたらよいか?
ハクビシンは、鳥獣保護管理法によって許可なく捕獲することが禁止されています。野生鳥獣の保護の観点からも自然のままにして、触れないようにそっとしておいてください。また、エサを与えると人になれてしまったり、住み着いてしまう可能性もありますので、エサを与えないでください。
屋内に入られないようにするにはどうしたらよいか?
ハクビシンは甘い物が好物です。そのため、家の中の見える場所に置いてあったり、庭木等に実がなっていたりするとハクビシンを誘き寄せてしまう恐れがありますので、
- 食べ物は目に付くところには置かない。
- 庭木等に実がついている場合には、早めに収穫を行う。
また、庭木の枝が伸びていたりすると、それをつたって屋根からハクビシンが屋内に入るおそれがありますので、伸びた枝木は早めに剪定するとともに、家の周囲に侵入されそうな穴がないか点検してください。
ハクビシンが家に入ってしまった。どうしたらよいか?
天井裏からの足音やしみができるなどハクビシンの侵入が疑われる場合には、くん煙殺虫剤(ホームセンターで購入できます)等で追い出し、侵入されたと思われる穴を塞ぐなど、侵入されない環境を作るようお願いします。
ハクビシンを捕まえてしまった。どうしたらよいか?
鳥獣保護管理法における許可を得ていない捕獲は、一時的なものでも違法になってしまいますので、すぐに解放してください。
農業被害を受けた。どうしたらよいか?
農政課(047-366-7328)にご相談ください。
近所の空家に住み着いているようである。どうしたらよいか?
住宅政策課 空家活用推進室(047-366-7366)にご相談ください。
ナガミヒナゲシ
ナガミヒナゲシは、4月から5月にかけて、道路の植え込みや自宅のお庭などに咲いているオレンジ色の小さな花です。もともとは、ヨーロッパ地中海沿岸が原産の一年草で、高さ20から60センチメートル、直径3センチメートルの花を咲かせます。外来生物法においては、特定外来生物に指定されていませんが、非常に小さな種子が大量にできるため繁殖力が強く、日本古来の植物の生態系等へ悪影響を及ぼすと言われております。
特徴
- 草丈は20から60センチメートル
- 花の色はオレンジ色で直径3センチメートル
- 咲く時期は4月頃から6月頃
除去のポイント
花が咲く前や種ができる前に抜き取り、松戸市認定袋可燃ごみ用に入れ、2,3日天日にさらして枯死させた後、密閉して可燃ごみの日に処分してください。また、剪定枝等と合わせて不燃ごみ・資源ごみとして排出すると拡散してしまう恐れがありますので、必ず可燃ごみとして排出してください。なお、作業の際は、怪我等を防止するため、長袖の服や作業用の手袋等を着用するなど、できるだけ肌を露出しないようにしましょう。
アメリカオニアザミ
アメリカオニアザミは7月から10月にかけて開花するヨーロッパ原産のキク科の植物で、繁殖力が強く、他の植物の生育場所を占領する可能性があります。
特徴
- 草丈は50から100センチメートル
- 7月から10月にかけて開花
- 堅く鋭いトゲで全体が覆われている
除去のポイント
花が咲く前や種ができる前に抜き取り、松戸市認定袋可燃ごみ用に入れ、2,3日天日にさらして枯死させた後、密閉して可燃ごみの日に処分してください。また、剪定枝等と合わせて不燃ごみ・資源ごみとして排出すると拡散してしまう恐れがありますので、必ず可燃ごみとして排出してください。なお、鋭いトゲがあるので、作業の際は怪我等を防止するために、長袖の服や作業用の手袋等を着用するなど、できるだけ肌を露出しないようにしましょう。
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