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幼児期の食生活~よくあるご相談~

更新日:2020年7月15日

成長に欠かせない食事だから、好きな食べ物を増やしていこう!

幼児期は、さまざまな食べ物と出会い、食べ物に親しんでいく中で、食べたいもの、好きなものが増えていく時期です。

食べることは、体だけでなく「心」の成長にも欠かせないもの。子どもたちが「“食べる”って楽しい!」をたくさん経験できるようにしてあげたいものですね。

食事は「五感」のすべてを刺激します

視覚:食材の色や形、できあがった料理の見た目
嗅覚:おいしそうな匂い
聴覚:料理を作るときの音や、食べるときの音、家族との楽しい会話
触覚:舌触りや、歯ごたえ
味覚:素材の味と調味料による味、料理と料理の味のバランス

子どもたちは、大人の食べる姿からたくさんのことを学んでいます。子どもたちと、おいしく食べる時間を一緒に楽しみましょう。

早寝早起き朝ごはん!

お子さんが、大人と一緒に夜遅くまで起きていることはありませんか?

翌朝、なかなか起きられず、家事がひと段落する頃にようやく起きることはないでしょうか?

子どもたちが成長し、元気に活動するためには規則正しい生活リズムが欠かせません。

早寝、早起きをして1日3食規則正しく食事をとることで、生活リズムは整います。
子どもにとって、1日の始まりの「朝ごはん」はとても大切な働きがあります。
成長期の子どもたちは1回に食べられる量も少ないので、1日に必要な栄養を摂るために朝食は大切なものです。
大人も朝食を食べることで、1日を元気にスタートさせることができます。「早寝早起き朝ごはん!」を合言葉に、家族みんなで朝ごはんを食べましょう

幼児食について「よくあるご相談」

食べる量が少なくて心配です

身長と体重の増加はどうですか?
母子健康手帳の「幼児身体発育曲線」で確認してみましょう。
発育曲線に沿って成長しているようならば、食べる量はほぼ足りていると考えてよいでしょう。

空腹で食事の時間を迎えていますか?
お腹がすいていると、集中してしっかりと食べることができます。
また、外遊びなどをして活動量を増やすことでも空腹を感じるようにもなります。
反対に、ちょこちょこお菓子を食べさせたり、甘い飲み物を飲ませていたりすると空腹を感じにくくなってしまいます。
母乳やミルクを飲んでいますか?
母乳(ミルク)を頻回に飲んでいると、母乳(ミルク)で満足して、お腹が空かないことも考えられます。
母乳(ミルク)の回数が多いようであれば、少しずつでも減らしていきましょう。
盛り付け量が多くありませんか?
大人が食べて欲しいと思う量とお子さんの食べられる量に差がある場合があります。
「いつ」、「どこで」、「何を」食べるのかは大人の配慮が必要ですが、食べる「量」はお子さんにあわせてあげましょう。
いつも食べきれず、残ってしまうようなら、少なめに盛り付け、全部食べられた達成感を経験させることも、食べることが楽しくなる方法のひとつです。
全部食べられたら、「たくさん食べたね」とほめてあげましょう。

よく食べるので、食べ過ぎていないか心配です

身長と体重の増加はどうですか?
母子健康手帳の「幼児身体発育曲線」で確認してみましょう。
曲線に沿って体重が増えているようであれば、特に心配はないでしょう。
極端に体重だけが増加し続けているようなら、丸飲みをしていないか食べる様子をよく確認してみましょう。
小さく切りすぎたり、柔らかすぎたりしていませんか?
食材の切り方が小さく、あまり噛まずに飲み込めてしまう状態は、早食いになりやすく、噛まないので満足感も得られません。
反対に、固すぎるとうまく噛めないため、まる飲みするか、くちから出すしかありません。

お子さんのおくちの状態に合わせた大きさや固さにして、「よく噛もうね」の声掛けだけでなく、大人の食べている様子を見せたり、食材を噛んだ時の音(カリカリいい音がするね等)を感じさせたりすることも噛む練習につながります。

1歳ごろ 第一乳臼歯が生える 指で楽につぶせる柔らかさのものを、1センチメートルのサイコロ状や棒状に切ったり、厚めのいちょう切りにしたりして、前歯を使ってひとくち量を「かじり取る」ことで噛む練習をします
3歳ごろ 第二乳臼歯が生える 大人よりもまだ柔らかさが必要です。食品の固さによって、薄く切ったり、繊維を切るようにしたり、いろいろな形や大きさに切って噛む練習ができるようにします

食べむらが気になります

朝食・昼食・夕食以外に食べたり、飲んだりしているものはどれくらいありますか?  
野菜が苦手なので野菜ジュースを飲ませたり、脱水が気になりお茶やお水は飲まないからと、甘みのあるイオン飲料やジュースを飲ませたり。
食事以外で何気なく食べさせたり、飲ませたりしているものがないか振り返ってみましょう。
3回の食事に影響が出ないように、おやつは「時間」と「量」を決めて、水分補給はお茶やお水にしましょう。
いつもよりたくさん食べた食事のあとではありませんか?
たくさん食べた次の食事は、お腹がすかずにほとんど食べないこともあるものです。
お子さんの胃はとても小さいので、空腹でなければほとんど食べないという状況になることがあります。
1食で考えると食べていないようでも、1日(朝食・昼食・夕食・間食)~1週間ぐらいの期間で考えてみると案外食べられていることがありませんか?
この時期の食事量の「ムラ」はよくあることと考え、食事のリズムを崩さぬよう、朝食・昼食・夕食・間食は時間を決めて、とりきれなかった栄養は間食(おやつ)で補うようにするとよいでしょう。

体を動かす遊びをしていますか?
お部屋の中で過ごすことが多く、体を十分に動かすことができていないときにも、食事がすすまないときがあります。
活動量が増えると、自然に空腹を感じるようになります。「今日はあまり食べなかったな」と思うときには、ぜひ体を動かす遊びをたくさんしてみてください。

食事に時間がかかります

食事の時間は、20分から30分を目安にしてみませんか?
「1時間くらい時間をかけて完食する」あるいは、「途中で片付けると泣いてしまう」というお子さんもいるようですが、幼児期のお子さんが集中して食べられる時間は、お腹がある程度満たされるまでの5分から10分ぐらいです。
あまりお腹が空いていないと(苦手なものがある場合も)、ひとくち、ふたくちは食べるものの、その後がなかなかすすまないこともあります。
最後は大人も食べるのを手伝ってあげて、少し残してしまうことがあっても、20分から30分程度で食事を終わりにしてみましょう。
テレビやおもちゃなど、周りに楽しい誘惑がありませんか?
集中して食べるためにテレビは消し、おもちゃは見えないところへ片付けて、食事に集中できる環境を作るとよいでしょう。
また、食事中に立ち歩き、遊び食べをするようなら、20分から30分を目安にごちそうさまをして、食事と遊びのメリハリをつけてみましょう。
間食も食事の一部ですから、食べが少ないときは間食におにぎりなどを用意して、食事を補うことも考えましょう。

好き嫌いがあり、困っています

奥歯が生えそろわないと、食べにくい食材があります。
「味」が嫌いなのではなく、食べにくくて苦手にすることもあります。
食べにくい食材は、形や調理方法を変えると食べやすくなることがあるので、お子さんの成長に合わせて工夫してみませんか。

野菜を食べてくれません。
表にもあるように、野菜は奥歯が生えそろっていないと食べにくい食材です。
茹でたり、刻んで混ぜたりすれば食べられるという野菜はありませんか。
スープやみそ汁の具のように柔らかく煮た野菜が食べられるなら、心配いりません。
お子さんの「くちの成長」に合わせて食べやすく工夫して、少しずつ食べられる野菜の種類を増やしていけるようにゆっくり挑戦してみましょう。
苦みやにおいの強い野菜などは、大人向けの野菜です。
無理せず、奥歯が生えそろう3歳ぐらいから、少しずつ練習をすればよいでしょう。
大人がおいしそうに食べる様子を見せたり、「ひとくち食べてみよう」と声をかけて、少しでも食べられたら大いにほめてあげましょう。

肉が苦手です。魚が苦手です。
肉や、魚は加熱すると固くなってしまい、かみ切れなかったり、くちの中でバラバラになったり、パサパサしたりと、大人が思う以上にお子さんにとって食べにくい食材なので、苦手にするお子さんも少なくありません。
魚は、煮魚にしたり、小麦粉をつけて焼いてムニエル風にしたりすると食べやすくなります。
ひき肉は、ハンバーグ等にする場合、パン粉、玉ねぎ、豆腐などの副材料を多めに加えて作ってみましょう。さらに、焼くのではなく、スープで煮込むとより食べやすい柔らかさに仕上がります。
薄切り肉なら、しゃぶしゃぶ用のお肉がおすすめです。表面に片栗粉をまぶしてから茹でることで肉の水分が飛びにくく、柔らかく仕上がります。
たんぱく質を多く含む食品は、成長期のお子さんにしっかり摂ってほしいもののひとつです。肉、魚、卵、大豆製品の中から、お子さんの「くちの成長」にあわせて、食べやすい食品を上手に選んであげましょう。

食材 食べにくい理由 調理のポイント

パン、ゆで卵、さつまいもなど

パサパサしているため、唾液を吸ってしまう

水分を含ませる、他の食品と混ぜて使う
例)フレンチトースト、マヨネーズと和える(たまごサンド)、含め煮

レタス、ほうれん草、ワカメなど 薄くてペラペラしている

噛み切るのが難しいので、柔らかくゆでる、または、細かく刻む
例)混ぜご飯、お好み焼き

かたまりの肉、えび
イカなど
加熱によって固くなる

肉)ひき肉や、薄切り肉を使う
えび、イカ)すり身にして使う
豆腐などのつなぎになる食品を加える
例)ミートボール(ひき肉と豆腐)入りの野菜スープ

かまぼこ、こんにゃく、きのこ、貝類など 弾力があって噛みにくい

細かく切る ※奥歯が生えそろう3歳過ぎまでは、無理をしない

ブロッコリーひき肉など バラバラして、くちの中でまとまりにくい

他の食品と混ぜて使う、とろみをつける
ひき肉)パン粉や豆腐などのつなぎになる食品を多めにし、煮込み料理(スープ煮など)にする

豆類、トマト

皮がくちの中に残る 薄皮がくちの中に残ると食べにくいので、薄皮を取り除く

決まった食品しか食べません。
奥歯が生えそろうと食べられる食材が増えますが、「初めて食べる食品」には慎重で、好まないこともあります。
見慣れる、食べ慣れることが大切ですから、根気よく食卓へ出して「少し食べてごらん」と声掛けを繰り返します。
今は苦手なものでも、家族で食卓を囲み、大人がおいしそうに食べている姿を見せることで、「食べてみようかな?」と思う時が来るはずです。
ひとくちでも食べられたら、たくさんほめてあげましょう。それが自信へとつながります。

まる飲みしているようで心配です

食べ物の固さや大きさは、お子さんにあったものになっていますか?
離乳食から幼児食にかわっても、乳歯が生えそろうまでは食べにくいものがあり、噛む力も成長途中です。
食べている食事が固くても、細かく刻みすぎても、うまく噛むことができません。お子さんのおくちの状態(歯の生え方や噛む力)に合わせて、食べ物の固さや大きさを調整します。 
お子さんにとって、おくちの成長にあっていない食材はとても食べにくいものです。
「食べにくい食材」を練習した結果、「食べられない経験」をしてしまい、嫌いなものを作ってしまうこともあります。
お子さんのおくちの成長にあわせて、調理を工夫してあげましょう。

1歳ごろ 第一乳臼歯が生える 指で楽につぶせる柔らかさのものを、1センチメートルのサイコロ状や棒状に切ったり、厚めのいちょう切りにしたりして、前歯を使ってひとくち量を「かじり取る」ことで噛む練習をします
3歳ごろ 第二乳臼歯が生える 大人よりもまだ柔らかさが必要です。食品の固さによって、薄く切ったり、繊維を切るようにしたり、いろいろな形や大きさに切って噛む練習ができるようにします

3歳頃、乳歯(上下合わせて20本)が生えそろったら、噛み合わせが安定してきます。
それに伴ってあごの筋力がついてくると、ある程度固いものや繊維のあるものも、しっかり噛んで食べることができるようになっていきます。
食材の固さは、大人より少し柔らかめ程度から大人と同じくらいの固さのものが食べられるように、少しずつ変わっていきます。
一緒に食卓を囲み、大人はよく噛むお手本となりましょう。
「よく噛もうね」と声をかけながら、一緒にモグモグとくちを動かしたり、食べているときにどんな音がするかな?とお子さんの口元で聞き耳を立てて、楽しく噛む練習をしましょう。

大人と同じ味付けにしてもいいですか

子どもたちの味覚は、まだまだ繊細です。食材の味を感じられる薄味の味付けを心がけましょう。
大人がおいしそうに食べている「濃い味付け」の食事に興味を示し、食べたいと言ってくることもあるかもしれません。
お子さんに合わせて大人の食事も薄味を心がけると、同じものをとり分けて食べることができるので、食事の支度もしやすくなると思います。

お問い合わせ

子ども部 こども家庭センター 母子保健担当室

千葉県松戸市竹ヶ花74番地の3 中央保健福祉センター内
電話番号:047-366-5180 FAX:047-366-3923

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