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中東呼吸器症候群(MERS)について(情報提供)

更新日:2022年6月7日

 27年5月以降、韓国における中東呼吸器症候群(MERS)の発生が報道されています。流行地に行かれる場合には以下のことにご注意ください。

  • 流行地に渡航される時には、検疫所、外務省などのホームページで最新の情報を確認してください。
  • 流行地より帰国した時に発熱や咳などの症状がある方は空港内の検疫所へご相談ください。 
  • 感染が心配な方は医療機関を直接受診せず、まず最寄りの保健所へご相談ください。また一般的な内容を含めた相談も受け付けています。
  • 症状がある間は、他者との接触を最小限にするとともに、咳エチケットを実行してください。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。健康福祉センター(保健所)一覧

最寄りの健康福祉センター(保健所)はこちらでご確認ください。


(以下、厚生労働省「中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A」より抜粋)

中東呼吸器症候群(MERS)とは何ですか?

 中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症です。
原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれています。
2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS(サーズ))の原因となった病原体もコロナウイルスの仲間ですが、SARSとMERSは異なる病気です。

MERSはどこで発生していますか?

 主として※中東地域で患者が報告されています。
このほか、ヨーロッパ(イタリア、英国、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ドイツ、フランス、トルコ)、アフリカ(アルジェリア、エジプト、チュニジア)、アジア(フィリピン、マレーシア、韓国)及び北米大陸(アメリカ合衆国)からも患者の報告がありますが、これらはすべて、中東地域で感染した人(輸入症例)もしくはその輸入症例患者と接触した人であることがわかっています。
※アラブ首長国連邦、イエメン、イラン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン、レバノン(2015年1月21日現在)

症状は?

 発熱、せき、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。
MERSに感染しても、症状が現れない人や、軽症の人もいますが、特に高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。

予防方法はありますか?また治療法はありますか?

 現在、MERSに対するワクチンや特異的な治療法はありません。症状に応じた治療(対処療法)になります。

どのように感染しますか?

 人がどのようにしてMERSに感染するかは、まだ正確にはわかっていません。患者から分離されたMERSコロナウイルスと同じウイルスが、中東のヒトコブラクダから分離されていることなどから、ヒトコブラクダがMERSウイルスの感染源動物の一つであるとされています。
 その一方で、患者の中には動物との接触歴がない人も多く含まれています。家族間や医療機関における患者間、患者―医療従事者など、濃厚接触者での感染も報告されています。

外部リンク

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省ホームページ 中東呼吸器症候群(MERS)に関するQ&A

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省検疫所ホームページ 「中東に渡航する方へ<中東呼吸器症候群に関する注意>」

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国立感染症研究所ホームページ 「中東呼吸器症候群(MERS)について」

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。外務省 海外安全ホームページ

お問い合わせ

健康医療部 健康医療政策課

千葉県松戸市小根本7番地の8 京葉ガスF松戸第2ビル6階
電話番号:047-704-0055 FAX:047-704-0251

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