受動喫煙による健康影響
更新日:2019年4月26日
受動喫煙とは
受動喫煙とは、「他人が吸っているたばこの煙またはたばこを吸っている他人の呼気に含まれる煙を吸ってしまうこと」です。
喫煙者がたばこの吸い口から直接吸い込む煙を「主流煙」、火のついたたばこの先から立ち上る煙を「副流煙」といいます。
この副流煙には、発がん性物質をはじめ多量の有害物質が主流煙より多く含まれています。
受動喫煙による健康影響
受動喫煙により、肺がんや虚血性心疾患、脳卒中などを誘発するなど健康への影響を及ぼすことが科学的に明らかになっています。
また、小児ぜんそく等の疾患や、乳幼児突然死症候群等との関連も報告されています。
受動喫煙によるこれらの病気により、1年間に1万5千人が亡くなっているとの報告もされています。