帯状疱疹の予防接種
更新日:2023年5月24日
松戸市では、帯状疱疹の予防接種の費用助成は行っておりません。
また、医療機関によっては、実施日時や年齢、その他予防接種を受けるにあたっての条件等を設けている場合がありますので、予防接種を希望する方は、必ず医療機関へ事前にお問い合わせ・ご予約したうえで、実費で予防接種を受けてください。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、主に小児期に罹患し潜伏していた水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することによって引き起こされる発疹性の病気です。
症状としては、水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに帯状に現れ、強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間ほど続きます。
帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、何か月、時には何年も痛みが残ってしまう帯状疱疹後神経痛になる可能性があり、まれに合併症による障がい・後遺症が残ることもあります。
なりやすい年代は?
普段は免疫力の働きにより発症を抑えていますが、加齢、疲労、ストレスなどにより細胞性免役が低下することで原因ウイルスが再活性化し、帯状疱疹を引き起こします。
帯状疱疹の発症率は、50歳代から高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。
周りの人にうつる?
帯状疱疹を発症した人から、帯状疱疹として周囲の人に感染させることはありません。しかし、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を保有していない人には、ウイルスが感染して水痘(水ぼうそう)を発症する場合があります。
治療方法
帯状疱疹を発症したら、抗ウイルス薬や痛みを抑える鎮痛薬などを使います。抗ウイルス薬による治療は、できるだけ早く開始することが大切ですので、痛みを伴う発疹を見つけたら早めに医療機関を受診してください。
予防について
帯状疱疹の予防には、免疫力が低下しないよう日頃から体調管理に気を付けることが重要です。
また、50歳以上の方は、任意の予防接種を受けることも可能ですので、医療機関にお問い合わせください。
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