世界早産児デーの啓発活動で病院をライトアップします
更新日:2023年11月15日
世界早産時デーにちなんで
11月17日世界早産児デー(World Prematurity Day)にちなみ、11月15日(水曜)から17日(金曜)の3日間17時ごろより20時までの約3時間、病院正面から正面玄関前壁を紫にライトアップし、啓発活動に参加しす。
松戸市立総合医療センターNICUは赤ちゃんとそのご家族を応援します。
新生児科、NICU、 GCU担当職員一同
世界早産児デーのカラー紫色を使ってメッセージをお配りします。
ライトアップ場所
総合医療センター正面入口前
ライトアップ日時
2023年11月15日(水曜)から 17日(金曜)17時頃から20時まで
世界早産児デーとは
世界早産児デーは、世界の早産における課題や負担に対する意識を高めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)および提携している家族会によって制定され、今では世界的な活動になりました。100カ国以上の国々で多くの個人や団体が様々な活動や特別なイベントに参加して、早産児やその家族の状況を改善させるための取り組みを援助しています。
多様性と思いやりを表す紫色に加えて、靴下が並ぶイラストは、世界早産児デーのシンボルとなっています。9足の赤ちゃんの靴下の間にある1足の紫色の小さな靴下は、世界中で10人に1人の赤ちゃんが早産で生まれていることを象徴しています。
2023年 世界早産児デーのスローガン
小さな一歩 大きな影響
すべての赤ちゃんに生まれた時から肌と肌のふれあいを
肌と肌のふれあい、カンガルーケアの効果は科学的に証明されており、次のような効果があります。
- 家族の絆と愛着を深める
- 家族の精神的負担を軽減する
- お母さんの母乳の分泌を促し、母乳育児をしやすくする
- 赤ちゃんの酸素飽和度が高くなり、安定する
- 赤ちゃんの体温、心拍数、呼吸が安定する
- 赤ちゃんが痛みを伴う処置で泣くことが減る
- 赤ちゃんの体重増加を促進する
- 赤ちゃんの安らかで長い眠りを促す
- 赤ちゃんの感染症のリスクや重症度を軽減する
- 新生児死亡率が低下する
どのような場面でも、家族と赤ちゃんは貴重なふれあいの時間を過ごすことができるはずです。
家族と赤ちゃんのふれあいは常に大切ですが、特にNICUにおける家族との肌と肌のふれあいには大きな意味があります。
お問い合わせ
松戸市立総合医療センター
千葉県松戸市千駄堀993番地の1
電話番号:047-712-2511 FAX:047-712-2512