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松戸市 MATSUDO CITY
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松戸市立総合医療センター Matsudo City General Hospital

〒270-2296 千葉県松戸市千駄堀993番地の1

電話:047-712-2511

FAX:047-712-2512


化学療法内科

更新日:2023年12月12日

化学療法内科について

複数の病院(がん専門病院、大学病院を含む)において様々な病気の内科的診療に携わり訓練を積んだ経験豊富なスタッフが、薬によるがん(悪性腫瘍)の全身的治療を行います。それぞれの診療科でがんと診断を受けてから当科に来ることになりますが、特定の臓器に偏ることなく全種類のがんに対応できます。治療前、経過中にかかわらず局所的治療が最適と判断したときは、総合病院の強みを生かしそれぞれの診療科に速やかに依頼する体制を取ります。持病のある方でも、必要に応じ院内のそれぞれの専門家に協力を仰ぎながら治療することができます。当院は厚生労働省指定の地域がん診療連携拠点病院で、日本がん治療認定医機構認定研修施設となっています。

受診案内(予約制

※各科の外来主治医にご相談ください
火曜・金曜 9時から15時
月曜・水曜・木曜 (臨時) 
化学療法内科 外来担当医表

  

受診に関する関連リンク

外来・入院のご案内

主な診療及び診療実績 

診療について

正常細胞とがん細胞

  • からだを構成する細胞は通常、1個→2個→4個→8個…と分裂を繰り返し、いずれ寿命を迎え新たな細胞に置き換わります。
  • 平成になり、世界中での研究の積み重ねの結果、正常の細胞とがん細胞の『違い』がわかってきました。
  • 『違い』は細胞の設計図であるDNAに見出せますが、がん細胞が『悪性』の性質を示すのは、その設計図が正確に複写できず(コピーエラー)、それを基に間違って作られる異常なたんぱく質が重要な役割を果たしています。
  • 『たんぱく質』の一部は細胞の中で、『酵素』として作用し細胞内の物質を変化させて、細胞を制限なく増殖させます。
  • がん細胞が独自に持つ『たんぱく質』や『酵素』の働きを妨げるのが、『分子標的薬』です。

 

あらゆるがんについて、研究から得られたあらゆる成果を、治療に役立てます

 30年以上、診療の現場で医師としてもっぱらがんの治療に取り組んできました。その間、新しいがん治療薬の開発にも関わり、著しい進歩も目の当たりにしてきました。また、あらゆるがんの治療に携わり、あらゆる治療法を実践してきました。AというがんにBという治療法が有効なら、Cというがんにはどうなのか。からだの中や細胞の中で起きている現象を常に考えながら診療にあたっており、臨床試験の結果新たな治療法の承認が下り次第、直ちに提供できるような構えを常に取っています。製薬メーカーの宣伝に左右されることはありません。
 

その人それぞれにとって、その人らしい人生を送れるようなお膳立てをします

  • 「がん」と聞いて、どんなことを連想するでしょうか。身近な方や有名な人があのがんで亡くなったなどと聞いて、恐ろしい病気と思うでしょうか。反面、簡単ではなさそうですが、治療をして元気を取り戻して、活躍をしている人の話も聞いたことがあると思います。
  • 人間の一生は限られたものです。医療により、不死身のからだは提供できません。がんに関しては、治せるものは早く治してしまうこと、なかなか治りにくいとしても、できるだけ生活の邪魔をしないような状態に抑え込むことを治療の目標にします。

 

バトンタッチをスムーズに行います

  • やや遠方の専門病院で通院治療が落ち着いた場合、近隣の当院で診療の質を落とすことなく治療を継続します。
  • 臓器別の専門医が使い慣れた抗がん薬を使い果たしてしまい、使い慣れない抗がん薬を、当科で投与することもできます。当科ではあらゆる抗がん薬を多数、日常的に使っています。当科の診療と並行して、臓器別の専門医の診療は継続するのが原則で、主に診察や効果判定のための検査を組んでもらいます。
  • 遠方にお住いのご家族にがんの治療が必要となった際も、しっかり引き継ぎます。

 
おひとりおひとりの人生を支えながら見届けるのも、私たちの役割と思っています。

新患患者内訳グラフ
新患患者内訳(令和5年4月現在)

 開設以来あらゆる領域のがんの治療を担当し、経験を日々積み重ねています。

 診察室は2階の外来化学療法室(20床)の中にあります。一般外来とは離れた静かな環境で診察を行っています。平日は専任の医師が常駐しており、化学療法内科以外からオーダーされた患者さんの化学療法室での対応も適宜行っています。
 外来化学療法室のスタッフは、看護師8名(がん化学療法看護認定看護師1名、乳がん看護認定看護師1名、緩和ケア認定看護師1名を含む)、受付担当事務職員1名から構成されています。地元の身近な治療施設としてアットホームな雰囲気できめの細かいケアをしています。

化学療法内科

 外来ではセカンドオピニオンの対応もしています。がんの種類は問いません。予約制ですが、なるべくお待たせしない体制を取っていますので地域連携課までお問い合わせください。

スタッフ紹介

五月女 隆(診療局長 兼部長、平成2年卒)

専門分野

悪性腫瘍の薬物療法(全般)
血液内科

資格

緩和ケア基礎研修会修了
臨床研修指導医養成講習会修了

所属学会

日本癌治療学会
日本臨床腫瘍学会
日本消化器病学会
日本血液学会
日本乳癌学会
日本胃癌学会
日本肺癌学会
日本泌尿器腫瘍学会
日本頭頸部癌学会
日本皮膚悪性腫瘍学会
日本婦人科腫瘍学会


井上 真佐子(医長、平成27年卒)

専門分野

悪性腫瘍の薬物療法(全般)
血液内科

資格

内科認定医
緩和ケア基礎研修会修了


 

病院広報誌に掲載中

  

病院広報誌ペアレターVol.18Vol.2に掲載しています。ぜひご覧ください。

お問い合わせ

松戸市立総合医療センター

千葉県松戸市千駄堀993番地の1
電話番号:047-712-2511 FAX:047-712-2512

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