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2018年度 通園だより 冬号

更新日:2019年3月13日

 今年の冬は天気にも恵まれ、冷たい北風にも負けずに元気いっぱい遊んでいた子ども達。
その寒さもようやく緩み、園庭の草花も顔を出し始め、春の訪れが感じられるようになってきました。子ども達も草花の芽吹きを見つけては「あった!」と嬉しそうに大人に教えてくれたり、草を摘んで食べ物に見立てたりして遊んでいます。
 2018年度通園だよりも早いもので今年度最後のおたよりになりました。冬号では、冬の行事(もちつき、お楽しみ会、豆まき)、お正月遊びの紹介、食育(節分の行事食、おにぎり作り)をご紹介いたします。

いろいろな冬の行事を行いました。

もちつき

 12月7日、もちつきを行いました。
杵を高く上げ「ドッシン」と力強くもちをつく職員の姿を真剣なまなざしで見ている子どもたち。
 つく度に「ぺたっ、ぺたっ」となる音や杵にくっついて伸びるもちを見てニッコリ笑顔になりました。また、いつもと違う雰囲気に慣れるのに時間が必要な子、緊張する子もいます。ドキドキしている友達を見つけて近くへ行き、「がんばれ」と応援する姿がありました。友達の力は偉大です。友達の声援をパワーに変えて、頑張ってつくことができました。
 最後に皆でついたお餅を触り、鏡餅にして玄関に飾りました。

お楽しみ会

 12月21日、お楽しみ会をしました。
季節の行事を楽しむことをねらいとし、今年度は3つの部屋に分かれてクラスごとに遊びに行きました。
 ブラックパネルシアターでは、部屋が暗く「何が始まるのかな?」と不思議そうにしていると、パッとパネルシアターの光が付き『あわてんぼうのサンタクロース』が出てきました。プレゼントが出てくる場面では「わ~プレゼントだ~」とこれから行くサンタさんの部屋に期待が膨らんでいる様子でした。
サンタさんの部屋に行くと、サンタさんから一人ずつプレゼントを渡され、大喜びの子どもたちでした。
ホールでは、ピアノの音色に合わせて楽器を鳴らしたり、大きな布で出来たバルーンを広げ、上下に揺らして楽しんだり、ミラーボールの光を「キラキラだね」と友達や大人と一緒に見たり、それぞれに好きな遊びを見つけてクリスマスの雰囲気を味わいました。

お正月遊び

 新しい年が始まり、子どもたちが元気な姿で戻ってきました。
クラスでは昔から親しまれているたこ揚げやコマ回し、羽根突き等で遊びました。
 天井から紐を吊るした紐付き羽子板では、跳ね返ってくる羽をめがけて勢いよく打ち、カンッと羽子板に当たった良い音が部屋中に響きました。また、友達と順番に行う中で、次の友達に「はい、どうぞ」「ありがとう」と受け渡しをし、友達とのやりとりも大切にしています。
コマ回しでは、折り紙で作ったものや木でできたもの等、様々な種類のコマを使いました。最初は大人と一緒にコマを持ち、一人ずつ回し方を経験しました。その後、大人が回す様子をじっと見て「こうかな?」と手の形を真似したり、指先を使ってつまんでみたりしながら練習し、回せたときは「できた!」と嬉しそうに見つめていました。
 お正月ならではのおもちゃや遊び方に大盛り上がりの子どもたちでした。

豆まき

 2月1日、豆まきを行いました。
「豆まきの日は鬼が来るから」と、どんな鬼がいるのか絵本を見たり、鬼の歌や体操をしたりして節分に向けて遊んできた子どもたち。
 期待と不安を持って、当日を迎えました。豆を見たり、匂いを嗅いだり、感触を味わったりしていると、ドアの外から「ドーン!ドーン!」と太鼓の音が聞こえ、お部屋に鬼が入ってきました。鬼を目の前にし、豆や新聞紙ボールを元気よく投げる子、怖がりながらもヒイラギを持ち、鬼を追い払おうとする子がいて、泣き虫鬼、わがまま鬼、イヤイヤ鬼等・・・、追い払いました。

『食育』冬の取り組み

『節分』の行事食を紹介します。

2月1日は、『節分』にちなんだ給食で「ぎすけご飯」と「いわしのつみれ汁」でした。
 「ぎすけご飯」は福岡の郷土料理「ぎすけ煮」からきており、豆まきの定番メニューです。
「いわしのつみれ汁」はイワシとアジのすり身を合わせて作ったつみれに、にんじん、ねぎ、わかめを加えることで、栄養満点、魚のうまみをたっぷり含んだすまし汁にしました。
 子どもたちにも好評でした。

《軟食の献立》
 しらす軟飯、鶏つくね照り焼きあんかけ(ブロッコリー・人参甘煮)、和風サラダ、すまし汁(ハンペン・ワカメ)、ももゼリー
《普通食の献立》
 ぎすけご飯、鶏肉の照り焼き(スナップエンドウ・人参甘煮)、和風サラダ、いわしのつみれ汁、ももゼリー

『おにぎり作り』の様子

 通園では『食育』をねらいとし、親子で「おにぎり」や「フルーツポンチ」作りを経験する活動があります。今回は「おにぎり作り」を実施したクラスの様子をご紹介します。
 身支度を済ませ、手をピカピカに洗った後、職員の手本を見る子どもたち。その後は、好きなふりかけを選び、ご飯と一緒にぎゅっぎゅっと握りました。
 自分で作ったおにぎりはとても美味しかったようで、ご飯が苦手な子も一口食べることが出来たり、握ったおにぎりを「見て!」と自信たっぷりの笑顔で見せたりする姿がありました。自分が作ることに関わることで食べる意欲に繋がることを実感できました。
 保護者の皆様からは、以前は付けることが嫌だった三角巾を着けられるようになった。「あちっ、あちっ」と手のひらに炊き立てのご飯の温かさを感じていた等、子ども達の成長を感じたという感想をいただきました。クラスで経験した後、家庭でもおにぎり作りを楽しんだようです。

お問い合わせ

福祉長寿部 健康福祉会館

千葉県松戸市五香西3丁目7番地の1
電話番号:047-383-0022 FAX:047-383-5522

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