このページの先頭です
このページの本文へ移動

2018年度 通園だより 秋号

更新日:2019年12月18日

 今年の夏は暑い日が続きましたが、あっという間に朝晩冷え込むようになり、センターの木々も秋色に染まっています。時おり冷たい風が吹いていますが、子どもたちは風にも負けず遊んでいます。落ち葉をぎゅっと握った時のカサカサ、パラパラの感触を楽しんだり、色とりどりの葉っぱを使って秋の製作をしたりしました。
 今年の秋は天気にも恵まれて、たくさんの行事を行うことができました。通園だより秋号では、遠足、運動会等の行事の様子、秋の食育として、行事食の紹介、『軟食の作り方』(動画)をご紹介いたします。

バス遠足(茨城県自然博物館)

 お天気にも恵まれた9月28日(金曜日)、好きなものがたくさん詰まった大事なお弁当をリュックに入れ、さぁ!出発です。
子どもたちの足取りも軽く広い野山を散策して行くと、「あっ、発見!」広場に通園よりも大きな大きなトランポリンを見つけました。目をキラキラさせながら何度もジャンプをし大満足の子ども達でした。館内では、大きな動物や魚の展示をじっと見る子もいれば、勇気を出して動物の模型に近づこうとしている子等、それぞれに楽しんでいました。
 お待ちかねのお弁当は大空の下、自然に囲まれた広場でおしゃべりを楽しみながら食べました。
 通園の生活では味わえないことを体験でき、新たな発見や驚きのあるワクワク、ドキドキの一日でした。

運動会

 10月20日(土曜日)運動会を行いました。
 大勢の人が見守る中、年長児の竹太鼓で始まり、クラス競技、保護者競技、職員の出し物、親子でフォークダンスと続き、たくさんの声援と笑い声に会場中が包まれました。
 皆の声援をパワーに変えて張り切っている子、いつもと違った雰囲気に今にも泣きだしそうな子等それぞれでしたが、日頃の運動遊びの成果を披露することができました。
 たくさんのご参加、ご声援、ありがとうございました。

保育参観日

11月17日(土曜)に保護者参観日がありました。
 日頃、子ども達の様子を見に来ることが難しい保護者の方のために、毎年2回(7月、11月)土曜日の保育参観を実施しています。室内での活動(朝の会や体操、コーナー遊び等)、園庭での活動(追いかけっこや固定遊具での遊び等)の様子を参観、参加して頂きました。
 今年度は新たな取り組みとして、兄弟姉妹も参加できる内容を考えました。保護者の皆様からは、『一緒に活動に参加したり、兄弟児同士で遊んだりする姿も見られ、楽しく過ごせました』とたくさんの感想を頂きました。通園の保育を理解して頂ける良い機会となりました。

『七五三』の行事食をご紹介します。

11月15日(木曜日)は七五三のお祝い給食でした。
 この時期の南瓜は甘みが増してきて、よく噛んで食べるとより一層甘く感じ、カレイの煮つけの醤油の味とよく合って食も進んでいました。ごはんを錦糸卵、でんぶ、さやいんげんで飾り、色鮮やかなごはんです。初期食、中期食のごはんは、卵、でんぶ、さやいんげんを使い黄色、ピンク色、みどり色でおかゆの上に花模様を作りました。子どもたちは、じっと盛り付けを見て、にっこり…気持ちもウキウキしていたようです。

軟食の献立

ちらし軟飯、かれいの照り焼きあんかけ(ほうれん草のお浸し)、南瓜の甘煮、すまし汁、プリンアラモード

普通食の献立

ちらしごはん、かれいの照り焼き(ほうれん草のお浸し)、南瓜の甘煮、すまし汁、プリンアラモード

食育 ~軟食の作り方~

  給食は、子どもの成長に必要な栄養の確保と望ましい食習慣を身につけることを目指して、
「楽しく食事をする」「様々な食品や料理に触れる」「よく噛んで味わって食べる」
経験ができるよう心掛け、安全に食事を楽しむために、一人ひとりの口腔機能を把握して
お子さんに合わせた食形態で食事を摂れるように配慮しています。

 今回は、お子さんに合わせた食形態がご家庭でも作れるように、通園の軟食の「初期食」
「中期食」の加工の仕方の一つの方法をご紹介します。 この動画が日々の食事作りのお役に立てれば幸いです。

ご紹介する内容は、

  1. おかゆ中期食・初期食 
  2. 鶏つくね照り焼きあんかけ中期食 
  3. 鶏つくね照り焼きあんかけ初期食
  4. 銀だらの西京焼きあんかけ中期食 
  5. 銀だらの西京焼きあんかけ初期食

(1)おかゆ中期食・初期食

(中期食)

目安:舌でおしつぶせるくらいのやわらかさ。
ポイント:お米1に対して水約8倍の割合で炊飯します。

(初期食)

目安:粒のない均一なペースト。
ポイント:中期食のおかゆに固形型補助食品を加えて、粒のないやわらかいゼリー状にします。

(2)鶏つくね照り焼きあんかけ中期食

目安:舌でおしつぶせるくらいのやわらかさ。
ポイント:フードプロセッサーにつくねを入れたら、煮汁を少しずつ加え、粒が残る程度にかけます。

(3)鶏つくね照り焼きあんかけ初期食

目安:ドロドロ~ベタベタ状の粒のない均一のペースト。
ポイント:フードプロセッサーにつくねを入れ、煮汁やあん、とろみ剤を加えて粒のないペースト状にします。

(4)銀だらの西京焼きあんかけ中期食

目安:舌でおしつぶせるくらいのやわらかさ。
ポイント:魚の水分に合わせて、煮汁、とろみ剤を加え、粒が残る程度にフードプロセッサーにかけます。

(5)銀だらの西京焼きあんかけ初期食

目安:ドロドロ~ベタベタ状の粒のない均一したペースト。
ポイント:ミルサーに中期食の銀だらを入れ、煮汁やあん、とろみ剤を加えて粒のないペースト状にします。

  • 動画で使用している「とろみ剤」とは
    とろみ剤(とろみ調整食品)は口の中で食物をまとまりやすくしたり、飲み込みやすくする役割をします。ただ、使いすぎて粘度が高くなると付着性が高くなるので、飲み込んだ後、喉を通るときのスピードが遅くなり、場合によっては喉に詰まってしまう危険性があります。とろみ剤の特徴や使い方を読み、お子様に適したとろみの状態で使用しましょう。
  • 固形型補助食品とは
    おかゆやミキサー食(ペースト)などを、ゼリー状にしたり、ムース状にする役割をします。

お問い合わせ

福祉長寿部 健康福祉会館

千葉県松戸市五香西3丁目7番地の1
電話番号:047-383-0022 FAX:047-383-5522

本文ここまで