第4回松戸市景観表彰(平成26年度)
更新日:2015年5月19日
受賞者一覧
建築物
松戸景観大賞 |
該当なし |
松戸景観優秀賞 |
東京藝術大学 国際交流会館 |
松戸景観賞 |
プチモンド八ヶ崎 カーサ・ディ・ドットーレ |
景観づくり活動
松戸景観大賞 |
坂川とまちづくり市民の会 |
松戸景観優秀賞 |
常盤平さくら通りの景観に配慮した電柱広告制作活動 |
一般社団法人 千葉県建築士会松戸支部 |
|
松戸景観賞 |
該当なし |
松戸景観大賞
景観づくり活動部門 坂川とまちづくり市民の会
よみがえった清流
坂川の賑わい
松戸宿坂川献灯まつり
受賞理由
『坂川とまちづくり市民の会』は、坂川の再生を目指す国や県、市の取り組みに、住民の立場で参加し、清流・坂川を蘇らせました。
河川清掃や、坂川整備計画づくりへの参加、里親としての河津桜の植樹など、その活動は幅広く、かつての伝統行事を、「松戸宿坂川献灯まつり」として復活させるなど、坂川を松戸のシンボルに成長させました。
植樹した桜が生長し、河津桜まつりも開催されるようになり、四季折々の坂川の景観は、多くの市民の 心に深く刻み込まれるようになりました。
かつての宿場町の風情を大切にし、水辺の魅力をアピールする取組みは、松戸の魅力向上に大きく貢献しています。
松戸景観優秀賞
建築物部門 東京藝術大学 国際交流会館
存在感を上品に表現
新松戸における国際交流の拠点
受賞理由
芸術、文化の国際交流のために設置された『東京藝術大学 国際交流会館』は、独特のデザインを誇示することなく、みどり豊かな住宅地においてその存在を上品に表現しています。
外国人留学生・研究者の居住の場であるこの施設は、グローバルな感性を刺激し、自由と創造の精神を育んでいます。
周辺住民との交流にも取組み、地域における国際交流の拠点としての役割も発揮しています。
開館から20年目を迎え、その風格に磨きをかけるこの施設は、まちの印象を上質なものとしています。
松戸景観優秀賞
景観づくり活動部門 常盤平さくら通りの景観に配慮した電柱広告制作活動
さくらの景観に配慮した広告物
基本ルール
受賞理由
「日本の道百選」に選ばれた常盤平さくら通りにおける『景観に配慮した広告制作活動』は、平成5年からスタートしました。
「公共性を意識したグラフィック広告づくり」をデザインコンセプトに、みどりの景観に配慮した広告物を制作してきました。
今回、そのリニューアルに併せ、市と協議を重ねる中で、使用する色の数を抑え、下地や文字の色、書体や文字数にまで基準を定めたことで、景観への配慮に加え、広告物としての機能も向上させました。
これからも、まち並みや地域を意識した広告制作活動を進めていくことが期待されています。
松戸景観優秀賞
景観づくり活動部門 一般社団法人 千葉県建築士会松戸支部
まちづくりの専門家としての様々な活動
松戸百景の取り組み
受賞理由
『千葉県建築士会松戸支部』は、社会貢献と建築文化の進展のため、芸術としての建築を目指す技術者の組織であり、その活動は半世紀にわたります。
景観に関する活動は、「松戸百景」プロジェクトや、景観に関する市民意識調査の実施、景観講習会の開催、市の啓発事業への協力など、幅広く展開し、本市の景観形成のため重要な役割を発揮しています。
これからも、まちづくりの専門家として、地域のより良きサポーターの役割を果たし、地域社会の健全な発展への貢献が期待されます。
松戸景観賞
建築物部門 プチモンド八ヶ崎 カーサ・ディ・ドットーレ
丁寧な作りこみの外構
景観に配慮した上品な外観
受賞理由
『プチモンド八ヶ崎 カーサ・ディ・ドットーレ』は、医療専門の施設として設計されたクリニックモールです。
オリジナルの案内看板、煉瓦積みの塀、ロートアイアン調のフェンスや、適度に配置された樹木が街並みに変化を与え、暖かい色あいの建物が、病院の苦手な子どもたちでも、やさしく迎えてくれます。
地域に愛されるクリニックモールのモデルケースとして、好感の持てる仕上がりとなっています。