生街道〔鮮魚街道(なまかいどう)〕
更新日:2013年11月25日
江戸時代には、川を使った水運が栄えました。銚子沖でとれた魚は、夕刻に銚子を出発し、翌朝に布佐河岸で陸上げされ、金ヶ作を通り松戸河岸まで馬で運ばれました。そして、再び、船で行徳を経て夕方から夜に日本橋に着き、翌朝のせりにだされました。この陸送路を鮮魚街道(なまみち)といいました。
庚申塔(金ケ作八坂神社から大橋まで)
生街道(鮮魚街道)沿いの、かつての村々の入り口や街道の曲がり道には、庚申塔が建てられ、道しるべの役割もしていました。庚申塔の多くは、道路工事などで移設されてしまいましたが、現在残っている金ケ作の八坂神社から大橋までの庚申塔を紹介します。
八坂神社にある庚申塔と道祖神
千駄堀の庚申塔
松戸新田の庚申塔(いなげや前)
「右 松戸道」庚申塔
胡録台の庚申塔(常照庵脇)
和名ヶ谷の庚申塔(鮮魚街道)から少し外れます。近くのバス停は「庚申塔前」といいます。
大橋の庚申塔(国道464号大橋坂下バス停付近)
西 松戸道、南 市川道
生街道(鮮魚街道)は、県道松戸鎌ヶ谷線の六実を通り鎌ヶ谷市佐津間を経て柏市へと抜けて行きますがその一部を紹介します。
鎌ヶ谷市佐津間の南無大師遍照金剛
右 松戸・江戸道
柏市藤ヶ谷にある鮮魚街道の常夜燈
柏市藤ヶ谷にある鮮魚街道の常夜燈で、明治12年に建立されたものです。柏市(旧沼南町)の登録有形文化財に指定されています。
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