地域環境調査結果
更新日:2023年11月21日
令和4年度地域環境調査結果
調査期間
令和4年4月1日から令和5年3月31日
調査員数
70人
報告のあった地区数
50地区(年間)
報告野鳥種数
119種(年間)
環境度の点数
50点(前期)
50点は、(公財)日本鳥類保護連盟による基準では、AからEの5段階評価のうち、Cの評価になります。調査の詳細は、報告書をご覧下さい。
合計点と環境 |
環境の状態 |
---|---|
A:121点以上 |
Bまでの鳥に加え、ツツドリ、オオルリ、クロツグミのような森林性の鳥が見られるようでしたら、そこは里山から奥山化へと進んだ山地的な環境と言えるでしょう。また、森林生態系の頂点に立つクマタカや、森に棲むカワセミの仲間であるアカショウビンが見られれば、そこは私たちの生活圏からかなり離れた、自然豊かな山地の森林です。 |
B:81点から120点 |
Cまでの鳥に加え、ホトトギスやヤマガラ、エナガのようなまとまった森林に生息する鳥が見られるようでしたら、そこは丘陵や谷津田のある里山的な環境と言えるでしょう。もし、サシバなどが見られれば、そこは典型的な里山です。里山は、昔から人によって利用・管理されてきた場所ですが、今では自然豊かな環境として注目されています。 |
C:41点から80点 |
Dまでの鳥に加え、ヒバリのように草地に生息する鳥、セグロセキレイのように水辺を利用する鳥、ホオジロやモズのように林を利用する鳥が見られるようでしたら、そこは市街地から離れた広がりのある田園的な環境と言えるでしょう。田園地帯は人によって作られた空間ですが、生物の生息に適した環境が比較的残っています。 |
D:21点から40点 |
Eの鳥に加え、シジュウカラやメジロ、ヒヨドリなど、ある程度まとまった木々があれば生息できる鳥が見られるようでしたら、そこは市街地の中でも比較的緑のある環境と言えるでしょう。このような緑地の多くは公園として利用されていますが、同時にそこは市街地に棲む生息空間となる重要な場所です。 |
E:1点から20点 |
カラスやドバトのように様々な環境への順応力の高い鳥や、スズメのように人の生活に依存するような鳥しか見られないようでしたら、そこは市街地の中でも都市化の進んだ環境と言えるでしょう。多様な生物の棲む環境としては適していません。 |
過去の調査結果
関連リンク
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