松戸市秋山地区防犯ボックスについて

　松戸市では、北総鉄道　秋山駅前ロータリー内に防犯ボックスを開設し、平成29年10月20日（金曜）の開所式（千葉県と共同開催）後より運用を開始しました。

　学校や塾帰りの子どもたち、女性等の夜の帰宅時間を考慮して原則毎日、午後2時から午後10時まで開設しています（ただし、年末年始を除く）。

防犯ボックスを中心とした概ね半径1．5キロメートルの範囲で活動しています。

　警察官経験者である3名の市嘱託職員がセーフティアドバイザー（SA）として交代で勤務しています。
　セーフティアドバイザー（SA）は警察官経験者が勤めますが、警察官としての権限は有していないため、犯罪の取締り等は行っていません。

　主な活動内容は次のとおりです。
（1）活動区域内の自主防犯団体等との合同パトロールを行うこと。
（2）子どもや女性等の帰宅時間帯における見守り活動を行うこと。
（3）街頭監視活動を行うこと。
（4）自主防犯団体等に対する指導・助言を行うこと。
（5）遺失・拾得物や被害届等を受けた場合、交番等へ引き継ぐこと。
（6）事件・事故等の事案を受けた場合、110番通報をするとともに、交番等に引き継ぐこと。
（7）広報及び情報発信活動を行うこと。
　　・自主防犯団体等に対し、犯罪発生状況等の情報提供を行うこと。
　　・小、中、高校での全校集会に参加し、防犯ボックス事業をPRすること。
　　・町会等の総会に参加し、防犯ボックス事業をPRすること。
（8）地理案内をすること。
（9）店舗、従業員等と連携し、犯罪防止活動や、非行等防止のための声かけ活動を行うこと。

地域防犯活動等に関するご相談は、防犯ボックスまでご連絡ください。

• 電話番号　047-391-8338

（パトロール等防犯活動のため不在にすることがあります。その場合は、ご用件を留守番電話に録音してください。）
注意　事件・事故の届出は、警察署へ連絡してください。（松戸警察署　047-369-0110）

　防犯ボックスとは、地域の防犯力の向上を図ることを目的に、地域住民の方々、千葉県、警察、そして松戸市が一体となって効果的な防犯活動を推進するための拠点施設です。
　防犯ボックス事業については、千葉県知事の発案で、千葉県が平成25年11月に千葉市と市川市で、平成27年度には柏市、船橋市にも一ヶ所ずつ開設しました。
　また平成28年度からは県の補助事業となり、平成29年度に八街市、市原市及び酒々井町が設置し、松戸市の防犯ボックスは県内8番目になります。
　なお、本市の防犯ボックスには松戸警察署のパトカーが立ち寄り、移動交番が開設します。

　防犯ボックスの設置場所の選定については、地区の犯罪発生状況、交番や学校の配置状況、交番設置要望などの地域のご要望に加え、現実的に設置可能な市有地の確保など様々な観点から、総合的に検討を行いました。

　そのような中でも、秋山駅周辺は松戸警察署二十世紀が丘交番と東松戸交番のほぼ中間にありますが、両交番から距離があること、小・中・高校が多い地域であること、マンション等の建設に伴う人口急増による犯罪の増加も懸念される地域でありました。

　本市では、防犯ボックスを拠点として、警察、市、防犯協会及び地域住民の方々が一体となった新たな防犯体制によるパトロール活動や子どもたちの見守り活動等、効果的な地域防犯活動を推進することにより、地域の絆を今まで以上に強くし、更に女性や子どもをはじめ、地域住民の方々が安心して暮らせるまちづくりを目指すことで発展し、賑わいのあるまちにするための一助になればと考え、今回、秋山地区に防犯ボックスを設置することにいたしました。

松戸市秋山地区防犯ボックスに関するお知らせをお届けします。