和田香苗(わだ・かなえ)1897年から1977年 洋画家
- 1897(明治30)年8月、東京都港区に生まれる。長兄は洋画家の和田英作。
- 1920(大正9)年、東京美術学校西洋画科卒業。第2回帝展に初入選。シカゴに留学。
- 1921(大正10)年、パリに移り、アカデミー・グラン・ショーミエールに学ぶ。
- 1923(大正12)年、帰国。東京高等工芸学校の絵画授業嘱託。翌年助教授。
- 1931(昭和6)年、東京高等工芸学校教授。
- 1933(昭和8)年、光風会会員。
- 1937(昭和12)年、文展無鑑査。
- 1945(昭和20)年、東京高等工芸学校を退官、49(同24)年まで講師。
- 1947(昭和22)年、「国際観光美術協会」を設立。
- 1948(昭和23)年、「日本ミニアチュール協会」を設立。
- 1949(昭和24)年、工学院大学講師。52(同27)年教授。
- 1977(昭和52)年6月、没(享年79)。
《オルガンのそば》 1920年
113.0×145.7センチメートル 洋画
《賛美歌》 1920年
146.0×112.5センチメートル 油彩画
《雪の高等工芸正門》 1933年
45.0×38.0センチメートル 油彩画
《ピアノ》 1937年
111.0×145.0センチメートル 油彩画