学校教育指導方針(令和4年度)
更新日:2022年5月30日
学習指導要領では、児童生徒に「知=確かな学力」「徳=豊かな心」「体=健やかな体」をバランスよく身につけさせ「生きる力」を育むことを目指しています。
松戸市では、国のこの方針をふまえ、下図のとおり、「生きる力」育成のために3つの柱、「特色ある学校づくり」として3つの方策を設定し、市内45小学校、21中学校、1高等学校において実践していきます。
「生きる力」育成のための3つの柱
確かな学力
- 「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指した授業づくり
- 実態分析による学力に関する課題の把握
- グローバル社会に対応できる児童生徒の育成を目指した授業改善
- ICTを効果的に活用した「わかる授業」の推進
- 総合的な学習の時間を切り口とした「SDGs」の取組の推進
- 生徒指導の機能を生かした授業の実践
- 学校図書館における地域図書館等と連携した環境づくりの推進
思いやりのある豊かな心
- 教育活動全体を通した人権教育及び情報モラル教育の充実
- 多様性を理解し、自他を尊重することができる児童生徒の育成
- 生活アンケートやWEBQU調査の活用と情報共有の充実
健やかな体
- 感染症拡大防止、防犯・防災等への発達段階に応じた安全指導の充実
- 体力向上、生涯スポーツにつながる学校体育の充実
- 「食に関する指導」の充実
「特色ある学校づくり」としての3つの方策
子どもたちのためのよりよい教育システムづくり
- 個々の教育的ニーズに応えられる、切れ目のない支援体制の構築
- 日本語指導体制の改革
- 幼児教育と小学校教育の学びをつなぐための幼児教育課等との連携・情報共有
- 部活動の指導方法の構築及び改革
創意工夫を生かした学校経営
- 組織マネジメントを生かした自律的学校経営力の向上
- 実態に即した特色ある教育課程の編成
- 学校派遣人材の効果的な活用
- 校務の合理化・効率化
- 小中連携の強化と「チーム学校としての学校」づくり
- 学校と地域双方のアプローチによる連携の推進
市立松戸高校
- 高大連携による魅力ある教育プログラムの実践
- グローバル化に対応した教育の推進
- 予備校との連携による体系的な大学進学支援体制の充実
- 校内Wi-Fi環境整備及びICT器機活用による授業実践の推進
令和4年度松戸市学校教育指導方針