学校自己点検・評価
更新日:2023年3月30日
令和4年度結果概要
1.目的
本校では看護師養成所としての「教育水準の維持・向上」と「創意工夫のある教育の追及」を図り、常に質の高い看護師を養成していくために、組織内部の成員により自己点検・自己評価を行い、質の保証と改善に向けた取り組みを行う。
2.取り組み経過
看護師養成所は、教育活動その他の養成所運営の状況について自ら評価を行い、その結果を公表することが求められている。当校においても、厚生労働省の「看護師養成所の教育活動等に関する自己評価指針」を基に、教育評価の一環として自己点検自己評価を平成23年度より実施している。平成29年度までは2月から3月に、専任教員が9領域114項目の評価表を用い、「よく当てはまる」3点、「大体当てはまる」2点、「当てはまらない」1点の3段階で評価し平均点を算出した。
平成29年度は、日本看護学校協議会主催の自己点検・自己評価の研修会に参加し理解を深めると共に、学内に「自己点検・自己評価委員会」を設け、評価項目の精選および評価基準の見直しを行った。評価は8領域99項目、評価基準は「よく当てはまる」4点、「当てはまる」3点、「少し当てはまる」2点、「当てはまらない」1点の4段階に設定し自己点検・自己評価を実施した。
3.実施方法
1)評価項目8領域99項目
- 教育理念・教育目的
- 教育目標
- 教育課程経営
- 教授・学習・評価過程
- 経営・管理過程
- 入学
- 卒業・就業・進学
- 地域社会
2)評価基準
4段階評価(4.よく当てはまる 3.当てはまる 2.少し当てはまる 1.当てはまらない)
3)評価時期
年に1回 2月または3月
4)評価者
在籍教員
4.評価結果
項目 | 令和4年度 |
---|---|
n=教員数 |
n=11 |
1.教育理念・教育目的 |
2.6 |
2.教育目標 |
2.7 |
3.教育課程経営 | 2.3 |
4.教授・学習・評価過程 | 2.6 |
5.経営・管理過程 | 2.3 |
6.入学 | 2.1 |
7.卒業・就業・進学 | 2.5 |
8.地域社会 | 2.2 |
5.まとめ
本校は、教育理念・教育目的・目標に則り、カリキュラムを構築し、教育活動を実施している。令和2年度以降は、コロナ禍に対応したオンライン授業を取り入れた。また、感染拡大により臨地実習が出来なかった時期は、学内で教員が教育内容と方法を見直し、リアルな実習体験ができるよう創意工夫を凝らして指導した。令和4年度からは、新しいカリキュラムに基づいて看護教育を実践している。松戸市の学校として、市民や地域社会の人々の健康と幸福を守るため、今後も医療現場で活躍できる看護師を育成したい。