教育研究センター
更新日:2023年4月20日
教育研究センターについて
当院は千葉県東葛地域の基幹病院として、1981年に臨床研修病院の指定(厚生省)を受け、古くから医療スタッフの養成に力を注いできました。そして新臨床研修制度の発足に伴い、2003年には管理型臨床研修指定病院の指定を受けました。また卒後看護教育の重要性が高まってきたことから、従来の臨床研修・教育推進室を、2011年に医療教育研究部と看護教育研究部を擁する教育研究センターに拡大改組しました。
当センターの使命は、日々進歩していく医療や多様な患者のニーズにこたえることができる若い優秀な人材を育てることです。このため、当院での研修は「ここで学んでよかった」と実感してもらえる「医療人としての基礎になる」質の高い・実践に役立つ研修を提供するように努めています。快適な研修環境の提供や、教育を担当する指導者の支援にも取り組み、2014年には卒後臨床研修評価機構(JCEP)の認定病院になりました。
主な業務
入職時多職種合同セミナー
チーム医療をテーマとして、初期研修医、新人看護師、薬剤師、検査技師、放射線科技師、理学療法士等に混成ワーキングチームを作ってもらい、入職時のオリエンテーションを行っています。
初期研修医の受け入れ
2004年にスタートした医師臨床研修制度に基づき、基幹型研修病院として現在毎年14名の研修医を受け入れています。その他、千葉大学付属病院の協力型研修病院として、また近隣病院の協力病院として小児科、産婦人科などの部門でも若干名の研修医を受け入れています。
医学研究
院内の症例検討会、臨床病理検討会(CPC)、メディカルカンファレンスに加えて、院外の学会での症例報告や研究発表を支援します。
医学生実習指導および医学生病院見学支援
大学医学部の卒前教育の一環として臨床実習を実施しており、千葉大学を中心に多数の医学生を受け入れています。また、初期研修病院としての病院見学支援を行っており、全国から多数の医学生が見学に訪れています。
臨床研修指導医養成に関すること
現在、約60名が臨床研修指導医の資格を有しています。新規に資格を希望する者に対しては、積極的に指導医講習会への参加を促しています。
看護教育
新規採用者オリエンテーション支援
卒前卒後のシームレスな教育支援を目指して附属看護学校および看護局教育委員会と一体になって、看護教育を指導しています。特に、入職時のオリエンテーションのみならず、看護現場での障害を減らす目的で入職看護師の面談を通し、リアリティショックの軽減など離職防止に努めています。
キャリア開発支援
看護師が、看護の質の向上のために自己研鑽できるシステムとして、キャリア・ラダーを導入しています。キャリアアップのための、はしご(ラダー)を昇るように着実に能力開発の機会を提供し、支援しています。
認定看護師支援および研修支援
医療の高度化に伴い看護も高度な知識や技術が必要であり、特定の専門領域として現在、救急看護、感染管理、がん化学療法看護、緩和ケア、乳がん看護、集中ケア、小児救急看護、皮膚・排泄ケア、摂食・嚥下障害看護、新生児集中ケア、不妊症看護分野などの認定看護師が在籍していますが、病院に必要な専門部門との調整の上、認定看護師になるための研修支援および認定看護師としての活動を支援しています。
委員会の開催等
臨床研修管理委員会、看護局教育委員会等の開催にあたり議題を検討し、委員会にて決定された方針に基づき、問題点の解決に努めています。
合同セミナー・説明会への参加
毎年多数の臨床研修病院合同セミナーや看護職就職説明会に参加しています。
スタッフ紹介
当センターは、医療教育研究部および看護教育研究部から構成されます。
海辺 剛志(教育研究センター長 兼リウマチ科部長 兼総合診療科部長 兼アレルギー科部長、昭和63年卒)
専門分野 | 膠原病・アレルギー |
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資格 | 臨床研修指導医講習会修了 |
金子 高明(医療教育研究部 兼緩和ケア科部長 平成10年卒)
専門分野 | 外科一般 |
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資格 | 日本外科学会専門医・指導医 |
篠塚 俊介(医療教育研究部 兼小児科副部長、平成19年卒)
専門分野 | 腎疾患 |
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資格 | 日本小児科学会専門医 |
山田 知加子
専門分野 | 成人看護 |
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上田 智子(助産師)
専門分野 | 周産期看護 |
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お問い合わせ
松戸市立総合医療センター
千葉県松戸市千駄堀993番地の1
電話番号:047-712-2511 FAX:047-712-2512
