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松戸市 MATSUDO CITY
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2020年11月21日・22日に「科学と芸術の丘2020」を開催しました!

更新日:2020年11月26日

科学、芸術、自然をつなぐ国際フェスティバル「科学と芸術の丘2020」

Matsudo International Science Art Festival 2020

2020年11月21日(土曜)・22日(日曜)の2日間、先端科学と芸術が融合した、国内では数少ないフェスティバルを開催しました。会場は、国の重要文化財に指定されている戸定邸(とじょうてい)、松雲亭、戸定が丘歴史公園

水戸藩最後の藩主で徳川慶喜の弟である徳川昭武は、パリに留学しヨーロッパ各国を歴訪。松戸の街を見渡す丘の上に戸定邸を建てた昭武は、当時最先端の庭園を造り、常に新しい文化や技術を暮らしに取り入れたグローバルな先駆者の一人でした。

科学と芸術の丘2020のテーマは、「Garden of Creativity-はじまりの庭-」。
創造的な未来を庭のように育む、クリエイティブな社会について考えました。

科学と芸術の丘2020

科学と芸術の丘2020「Garden of Creativity-はじまりの庭-

2020年、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックにより、私たちの生き方や社会は大きく変化しました。自然と人間社会とのバランスや、社会システムの課題が浮かび上がる中、世界中のアーティストや研究者は、クリエティブな発想により世の中の課題や問いに取り組んでいます。

科学と芸術の丘は今年で3年目を迎えます。松戸市におけるクリエイティブなコミュニティから始まったこのフェスティバルも、1年目に撒いた種が、2年目に芽を出し、3年目には街全体へと広がる「庭」に発展しつつあります。当時最先端であった戸定邸の庭園からはじまった革新のバトンは、街全体に広がる現代のクリエイターへと受け継がれています。
本フェスティバルでは、世界最高峰のメディアアートの文化機関「Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)」との共同キュレーションにより、世界で活躍し時代を切り開く研究機関や研究者、クリエイター、アーティストたちによるトーク、ワークショップ、特別展示を通じて、私たちの生き方、社会のあり方、そして自然との関係性を改めて見つめ直し、この戸定の庭からまた新たな出発ができることを目指しています。

日時

11月21日(土曜)11時から17時
11月22日(日曜)11時から16時(戸定邸は17時まで開館)

会場

戸定邸・松雲亭・戸定が丘歴史公園

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、事前予約のガイドツアー制の導入、マスクの着用や消毒、体調チェックシートの記入、常時換気のためドアや窓を開放するなど、感染予防対策を講じて開催しました。


Keynote Speaker(基調講演)

Ars Electronica 総合芸術監督/Gerfried Stocker(オーストリア)

世界最高峰のメディアアートの文化機関Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)」の総合芸術監督・Gerfried Stocker氏(ゲルフリート・シュトッカー、オーストリア)が特別に登場!「科学と芸術の丘2020」のためだけに、科学とアートがつなぐ未来の可能性について語る、貴重な講演(映像)です。

松戸市長/本郷谷健次

本郷谷市長が、「子育て・教育・文化を軸とした都市ブランドづくり」を掲げ、「文化の香りのする街」の構築に取り組む松戸市にとって、科学や芸術がどのような価値を生み出していくかなど、松戸の未来とまちづくりについて映像で語ります。

Creative Question Challenge(CQC:トーク)

Ars Electronicaが独自に開発した「Creative Question Challenge(略CQC)」は、アートシンキングに基づいた手法を用いて、インタラクティブにクリエイティブなアイデアや問いを出し合う、トークセッションのフォーマットで、異なる分野や背景を持つパネリスト2名が、カタリストの進行に沿って対話をしていきます。
登壇者たちの対話を通じて、現実として描いている計画や未来、解決策ではなく、お互いに質問したり、その場で思ったことや意見などを自由に出し合ったりしながら、まだ世にないクリエイティブなアイデアや問いを生み出していきます。

生み出されたアイデアや問い、問いに対するアクションなどをヴィジュアライザーが可視化していくという、新しい手法のトークセッションは必見です。ぜひ、オンライン配信をご覧ください。

CQCトーク/学生バージョン/テーマ「Creativity and Nature(自然とのクリエイティブな向き合い方)」

東京大学や千葉大学の学生たちが、未来の自然との向き合い方について語り合いました。

パネリスト

東京大学大学院兼現代美術家・齋藤帆奈、東京大学兼グラビン代表・川本 亮、千葉大学園芸学部応用昆虫学 野村研究室・澤田勝生

カタリスト

東京大学大学院総合文化研究科OFFLABEL(東京大学大学院の多文化共生・統合人間学プログラムの学生が設立)代表・高田玲奈

ヴィジュアライザー

武蔵野美術大学・杉山裕太郎

CQCトーク/プロフェッショナルバージョン/テーマ「Future Education(未来の学び)」

オーストリアのArs Electronica(アルスエレクトロニカ)と映像でつないで、日本とオーストリアを舞台に、未来を担う子どもたちの学びや松戸の未来の可能性などを熱く語りました。

パネリスト

カタリスト

Ars Electronica Futurelab(アルスエレクトロニカ フューチャーラボ)リサーチャー・清水陽子(オーストリア)

ヴィジュアライザー

東京大学大学院総合文化研究科兼OFFLABEL代表・高田玲奈

アーティストトーク

本フェスティバルで作品を展示する3組のアーティストが、自身の作品や活動について話しました。(オルガ氏のみ映像上映)

Exhibition(特別展示)

3組のアーティストが戸定邸の中や戸定が丘歴史公園内に作品を展示。展示ガイドツアーでは、スタッフが各作品の紹介などを交えてご案内しました。

想像上の修辞法

三原聡一郎(みはらそういちろう)
2011年より、テクノロジーと社会の関係性を考察するために、空白をテーマにしたプロジェクトを国内外で展開する三原氏。今回は、「ぴよぴよ」「きゅっきゅっ」と鳴く鳥のさえずりを響かせるサウンドインスタレーションを戸定邸の中や公園内に設置しました。(掲載写真撮影:山本糾 courtesy of Tsushima Art Fantasia)

Ghost Forest(ゴースト・フォレスト)

olga kisseleva(オルガ・キセレバ、ロシア)
考古学者によって発見された、絶滅した樹木の種子から木々の復活を試みる活動を受け、未来に復活した木々で構成される幽霊のような森を、戸定邸の障子などに映して、古代と現代、木々と人類の関係性を問う、国際的なアート&サイエンス分野のキーパーソンの1人であるOlga Kisseleva氏のインスタレーションです。自然に与えたダメージを修復することはできないだろうかという希望を植える作品です。

いしのこえ

MATHRAX(マスラックス、久世祥三・坂本茉里子)
デジタルデータと人間の知覚との間に生まれる現象に注目し、人が他者と新たなコミュニケーションを創り出していく仕組みを作品に取り入れる2人組のアートユニット「MATHRAX」。今回は、石に電気をまとわせて、人と石がつながった時に音を奏でるという不思議な仕組みの作品を展示しました。

Workshop(ワークショップ・プログラミング)

慶應義塾大学教授の脇田玲(わきたあきら)氏と前橋工科大学・東京藝術大学・慶應義塾大学で教鞭をとるクリエイティブコーダーの田所淳(たどころあつし)氏が監修し、プログラミングの学習に「アート」と「創造性」の要素を取り入れた、新しいプログラミング教材「easel(イーゼル)」を使ったプログラミングワークショップを実施しました。

田所淳氏が教える、スマホで学べるプログラミングワークショップ「easel(イーゼル)」

自分のスマートフォンを使って、視覚的なイメージやアニメーションなどを作る、子供から大人まで、年齢を問わず、初心者でも楽しく学べるワークショップです。

講師

前橋工科大学准教授兼東京藝術大学及び慶應義塾大学非常勤講師兼クリエイティブコーダー兼easel監修開発者・田所淳(たどころあつし)

当日サポート

慶應義塾大学環境情報学部教授兼アーティスト兼easel監修開発者・脇田玲(わきたあきら)

Workshop(ワークショップ・昆虫観察)

昆虫やダニ類に関する基礎研究や応用研究を進めている、千葉大学園芸学部応用昆虫学の野村昌史研究室。昨年大人気だった、野村教授が率いる「科学と芸術の丘探検隊」が今年も登場。たくさんの子どもたちと自然大好きな大人たちが参加しました。

昆虫観察アウトドアワークショップ「科学と芸術の丘探検隊」

身近な昆虫や自然のおもしろさを伝えたいという野村先生や、研究室の学生の皆さんの解説を聞きながら、戸定が丘歴史公園にいる昆虫や木々や草花などの植物を一緒に楽しく観察しました。
野村先生のページ「戸定の昆虫」

講師

千葉大学園芸学部応用昆虫学・野村昌史教授と研究室の学生の皆さん

庭みたいに街を歩く、会場周辺マップ「わたしの庭」でお店めぐり

市民有志が声がけして協力してくれることになった、会場周辺のお店やスポットをマップ「わたしの庭」に掲載。科学と芸術の丘と合わせて、会場周辺の街を庭みたいに歩いてみてください。開催前や開催当日だけのオリジナルメニューを用意してくれるカフェやレストランも登場しました!
庭みたいに街を歩く。会場周辺マップ「わたしの庭」(外部サイト)

会場

科学と芸術の丘2020会場周辺の松戸の街
※昨年実施した、会場内(公園内)での「丘のマルシェ」は、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、今年は中止しました。

【同時開催】MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト 受賞作品体験展示会

松戸市内の小学生と中学生が作ったゲームやアプリのコンテスト「MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト2020」で受賞した作品10点を、松雲亭に展示。来場者は、パソコンで子どもたちの作品を直接体験しました。
※「MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト2020」受賞作品の表彰式も実施しました。


主催・協力・協賛・後援・運営

  • 主催:松戸市
  • 協力:Ars Electronica(アルスエレクトロニカ)、東京大学大学院学生有志、千葉大学園芸学部応用昆虫学野村研究室
  • 特別協力:松戸シティガイド
  • 協賛:プラーレ松戸、松戸ビール(順不同)
  • 後援:JOBANアートライン協議会、松戸商工会議所、一般社団法人松戸市観光協会、公益財団法人松戸市文化振興財団、公益財団法人松戸市国際交流協会、松戸市教育委員会
  • 運営:0!(Zero Factorial)
  • 全体監修、戦略策定、キュレーション:清水陽子・小川秀明(Ars Electronica Futurelab)
  • 統括プロジェクト・マネージャー:殿塚建吾(0! Zero Factorial、omusubi不動産)
  • 共同ディレクター、プロジェクト・マネージャー:関口智子(omusubi不動産)、吉田尚弘(FLESH)
  • デザイナー:久世茉里子(MATHRAX)
  • 広報:中嶋希実
  • カメラマン:加藤甫
  • 学生CQC企画:高田玲奈(東京大学大学院)

関連リンク

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。科学と芸術の丘・公式ホームページ

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。世界が注目する「アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ」のホームページで「松戸市・科学と芸術の丘」が紹介されています「The Ars Electronica Salon at Matsudo International Science Art Festival」(外部リンク)

2019年の開催時に来日し、作品の展示・ワークショップ・トークを行ってくれたNicolas Naveauが、共同キュレーションプログラムのことや、会場となった「戸定邸」について語ってくれています。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「アルスエレクトロニカ・フェスティバル2020」公式カタログで、松戸市が開催した「科学と芸術の丘2019-未来の市民」が紹介されました!「ARS ELECTRONICA Festival-Katalog 2020(アルスエレクトロニカ・フェスティバルカタログ2020)」(カタログ全ページ、外部リンク)

※「Matsudo International Science and Art Festival-Citizens of the Future」は、上記カタログの430ページ(PDFデータ上のページは217ページ)

年に一度、世界中から10万人以上の人々が集まる世界最大のメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」。世界最大級のフェスティバルの公式カタログに掲載されるのは異例ともいえることです。驚きと同時に、たいへん光栄に思っています。

伝統の空間で未来を考える「科学と芸術の丘」

お問い合わせ

経済振興部 にぎわい創造課

千葉県松戸市小根本7番地の8 京葉ガスF松戸第2ビル5階
電話番号:047-366-7327 FAX:047-711-6387

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