接種の効果と概要
更新日:2023年6月2日
新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、結果として新型コロナウイルス感染症のまん延の防止を図るため、接種を受ける方の同意がある場合に限り新型コロナウイルスのワクチン接種をおこなっています。
ワクチンの種類
現在松戸市で接種を行っているワクチンの種類
- 従来型ファイザー:1・2回目接種(12歳以上) ※令和5年6月まで
- ノババックス:1・2回目接種(12歳以上) ※令和5年7月から
- オミクロン株(BA.4‐51・2回目接種(12歳以上))対応ファイザー:追加(3回目以降)接種(12歳以上)
- オミクロン株(BA.4‐5)対応モデルナ:追加(3回目以降)接種(12歳以上)
- 乳幼児用ファイザー:乳幼児(生後6か月から4歳)初回(1回目から3回目)接種
- 小児用従来型ファイザー:小児(5歳から11歳)初回(1・2回目)接種
- 小児用オミクロン株(BA.4‐5)対応ファイザー:追加(3回目以降)接種
千葉県にて接種を行っているワクチン
上記以外にも千葉県にて接種を行っています。詳細は下記ページをご覧ください。
武田社ワクチン(ノババックス)の接種を希望される方へ(千葉県ホームページ)
ワクチンの効果
1・2回目接種効果
発症を予防する高い効果があり(デルタ株については、従来の株と比較してワクチンの効果が低下することが示唆されていています。)、また、感染や重症化を予防する効果も確認されています。
時間の経過とともに感染予防効果や発症予防効果が徐々に低下する可能性はありますが、重症化予防効果は比較的高く保たれていると報告されています。しかしながら、接種完了から半年以降で重症例の発生率に上昇傾向が見られたという報告もあり、より長期的な効果の持続期間については、今後も引き続き集積される様々なデータを確認していく必要があります。
なお、これらのデータはオミクロン株が流行する前のものであり、様々な研究において、オミクロン株に対する発症予防等の効果はデルタ株と比較して低く、2回目接種後経時的に低下することが報告されています。
日本で接種が進められている新型コロナワクチンにはどのような効果(発症予防、持続期間等)がありますか。(厚生労働省ホームページ)
追加接種
オミクロン株対応ワクチン
オミクロン株の成分が含まれるため、現在、感染の主流となっているオミクロン株に対する、重症化予防効果、感染・発症予防効果それぞれに寄与する免疫をより強く誘導し、亜系統の違いに関わらず、1価の従来型ワクチン(武漢株)を上回る重症化予防効果があることが期待されるとともに、短い期間である可能性はあるものの、オミクロン株に対する感染予防効果や発症予防効果も期待されます。
また、抗原性の異なる2種類の抗原が提示されることになり、誘導される免疫も、より多様な新型コロナウイルスに反応します。そのため、 今後の変異株に対して有効である可能性がより高いことが期待されます。
新型コロナワクチンQ&A オミクロン株対応ワクチン(厚生労働省ホームページ)
乳幼児接種効果
1・2・3回目接種効果
生後6か月から4歳の乳幼児に対して、ワクチンの効果や安全性を確かめる研究(臨床試験)が海外に複数の国々で行われました。ワクチン接種を受けることで、新型コロナウイルスに感染しても症状が出にくくなる効果(発症予防効果)がどれくらいあるかについて分析をしたところ、3回目接種後7日以降の効果は73.2%と報告されています。
なぜ、乳幼児(生後6か月~4歳)の接種が必要なのですか。(厚生労働省ホームページ)
乳幼児(生後6か月~4歳)の接種では、どのような効果がありますか。(厚生労働省ホームページ)
小児接種効果
1・2回目接種効果
国内における小児(5から11歳)の新型コロナウイルス感染症は、中等症や重症例の割合は少ないものの、重症に至る症例数が増加傾向にあること、感染者全体に占める小児の割合が増えていることが報告されています。
5から11歳の小児においても、デルタ株等に対して、中和抗体価(ウイルスの感染力または毒素の活性を中和できる抗体の値)の上昇や発症予防効果が確認されています。(現在、5から11歳を対象に使用できるワクチンはファイザー社のワクチンです。)
また、オミクロン株に対しても、感染予防効果が期待されています。
なぜ、小児(5から11歳)の接種が必要なのですか。(厚生労働省ホームページ)
小児(5から11歳)の接種では、どのような効果がありますか。(厚生労働省ホームページ)
追加接種(3回目以降)効果
小児用オミクロン株(BA.4-5)対応ワクチン
オミクロン株対応2価ワクチンの小児(5~11歳)への追加接種についても、他の年齢層(12歳以上)への12歳以上用BA.4-5対応型2価ワクチンの追加接種による試験成績や、従来ワクチン(1価)の追加接種によるこれまでの知見等から一定の有効性が期待できるとされています。
なぜ、小児(5~11歳)の追加(3回目)接種が必要なのですか。(厚生労働省ホームページ)
ワクチン接種後の副反応について
ワクチン接種後に、注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢などがみられること(副反応)があります。副反応については下記のページをご覧ください。
接種
対象者・接種券について
対象の方には接種券をお送りします。
接種の種類ごとに対象者や接種券の発送時期が異なりますので詳細は下記ページからご確認ください。
住所地と異なる場所で接種を希望される方
ワクチン接種が原則住所地(住民票所在地)で行うこととされていますがやむを得ない事情により住所地外での接種を希望される方が下記のページをご確認ください。
接種費用
対象者への接種は全額公費で行うため、無料で接種できます。
予約
ワクチン接種を受けるには、接種券を取得後、接種の予約が必要になります。
予約方法については下記ページをご覧ください。
接種場所
原則、住民票所在地の市区町村での接種となります。
松戸市における現在の接種場所は、以下のページからご確認ください。
接種当日の流れについて
接種当日の流れにつきましては下記のページにてご確認ください。
こちらもご覧ください
下記のページも参考にご覧ください。
接種は強制ではありません
ワクチン接種は義務や強制ではなく、接種の効果や副反応などについて理解した上で、本人の意思または保護者の同意をいただいた方に行っています。
何らかの病気で治療中の方や体調などに不安がある方は、かかりつけ医(主治医)等とご相談の上、接種についてご検討ください。
体質や病気など、さまざまな事情で接種を受けられない方もいますので、周囲の方に接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないようお願いいたします。
問い合わせ・相談窓口
下記のページにて、市、県、国の相談先や問い合わせ先についてご案内しています。
関連リンク
お問い合わせ
健康医療部 予防衛生課 新型コロナウイルスワクチン接種担当室
千葉県松戸市根本387の5 別館地下1階
※メールの回答にはお時間をいただくため、早急な回答が必要な場合は電話にてお問合せください。
電話番号:0120-684-389 ※左記フリーダイヤルが利用できない場合は050-5526-1081(有料)へ FAX:047-365-1880
